コミュニケーション 能力について

Communication ability


 

ひとは自分の経験で聞いている

いつもは聞く側に立つ人が、
珍しく口が滑らかになり話をしている時に、
話し好きで元気な人が、
「そうそう、○○ということよね」
「そうじゃないんじゃない」
とコメントすることがあります。

その人にとっては、場を盛り上げ、
話している人を、一人ぼっちにしないための
コミュニケーションのつもりです。

しかし、話している人の話は
終わっておらず、まだ続きそうなのに、
話を遮って、自分の経験による
ひとりよがりな価値観で判断し、
意見し、話の主導権を握ってしまいます。

そして、その人の価値観の押しつけが、
会話の方向を決定づけてしまうのです。

伝えたかったことは理解されず、
言いたいことをきちんと聞いてもらえず
想いは、葬られてしまいます。

話し切れなかった人は、もやもやした気持ちを抱え、
もう話すことはやめようと思います。

話を遮った人は、まさか自分が相手に
そんな思いをさせているとは気づきません。

 

心をリセットする

「コミュニケーションでは、思いやりを持ち、
他の人の立場に立って話を聞きましょう」と
よく言われます。

しかし、そのこと以上に必要なことは、
時として、自分の心を「空」にして
相手の話に集中することでしょう。

心を一度リセットし、空の状態にすれば
何も混ざらず、相手の想いはあなたの器に
入りやすくなるはずです。

心を空にして、
相手の話から「学ぼう」という気持ちを持てば、
相手の話は、川の流れのようにあなたの
心に注ぎ込み、想いが伝わってくるはずです。

話を聴かず、途中で何かを言いたくなるのは
学ぶことを放棄し、自らの知識を誇示しようとする
自己顕示欲であることが多いのです。

「思いやり」という自意識をも捨て
無の心で話を聴くと、
相手の言葉のあやに気づきます。

 

どれだけの人と会うかで決まる

人の話を聞いて、自分の価値観のみで
判断する人は、おそらく狭い世界で生きています。

自分の価値観を過信するのは
その価値観しか知らないからです。

世の中には自分とは違う価値観を持ち、
違う生き方をし、
違う世界を知っている人がいるということを知れば、
おのずと他の価値観への興味と
畏敬の念が湧き、
我を主張しない大らかな心が持てるはずです。

同じような利害関係にあるひととのみ
付き合うことは、あなた自身の心を
益々濃い水でいっぱいの
小さな器にしてしまいます。

そういう器に新鮮な水は入りにくいのです。

心を解放し、リセットし、軽くし、
新しい価値観を受け入れやすくするためには
多くの人に会い、自分とは違う人生を
知ることが一番の方法です。

世の中には立身出世には興味のない人がいる。
人を助けるために身を削っている人がいる。
こつこつと何かを創り続けている人がいる。

少しでも多くの人に会うことが、
濃くなりすぎた心の水を中和させ、浄化し、
新しい価値観を受け入れるための
新しい器を創る作用を起こさせることになるのです。

会う人は、きっと過去に生きた人でも
いいはずです。

 

 

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