コミュニケーション 能力について

Communication ability


 

人気の営業マン

デザイン会社のAさんは女性に人気の営業マンです。
理由は、まずルックスのいいこと。
第一印象では誰でも○をつけるような人です

ほっそりとした姿に、にこやかな笑顔。清潔感。
都会的なセンスが光っています。

それに加え、押しつけがましいところのない
控えめな態度が担当者の間で人気です。

Aさんがやってくると悪い気はせず、少しぐらい忙しくても
お話ししようかという気になります。

Aさんは多くは話さず、お客さまの状況に耳を傾け
相槌を打ちながらさりげなく対応してくれます。

その上仕事もきちんとしていて、ミスがないのです。
お願いしたことは必ず受けてくれ、返事も早い。
安心して仕事を頼めます。

電話で話す声も、いつも明るく穏やかです。
ですからAさんから電話が来たり、こちらから電話したり
することが苦になりません。

その会社の仕事もなかなかいいのですが、
Aさんの貢献度は非常に大きいのです。

その上、そういうAさんの後輩もいつしかAさんに似てきて、
いい人がいると周りにもプラスの影響が広がるという良い例です。

Aさんは総合的にコミュニケーション能力の高い人なのです。

歓迎されない営業マン

印刷会社のBさんは40代。
少し古いタイプの営業マンで、馬鹿丁寧なところがあります。

ただよく見ていると虎視眈々とビジネスのチャンスを
狙っている様子がうかがえます。

なんとか注文を受けようと、どんな小さな機会を見つけても
客先に足を運びますが、あまり歓迎されていません。

ITに弱く、ファックスや手渡しで物事を進めようとするため
仕事に時間がかかります。
また一見丁寧に見えるやり方も無駄な重複にすぎず、
スピードを重んじる現場に合致していません。

その上、彼は一度大きな失敗をおかしました。
受注前に提出した見積もりに対し、下請け会社の都合と称して
倍近くに跳ね上げた請求書をよこしたのです。

これですっかり信用が崩れました。

しかし、彼はことの重要性に気付かず、
「てまえどもでやらせていただければ精一杯やります」が口癖です。

担当者のBさんへの苦手意識はつのる一方です。
それに、よく聞いていると彼の言葉からは慇懃無礼さも感じられます。

担当者はBさんの会社には二度と仕事を頼まないつもりでいます。


話し方は「人となり」の表われ

よく営業トークと言いますが、より良いコミュニケーションを
行うためにはまず人間力を磨くことが重要です。

人間力を磨くためには、人の心を思いやる気持ちが必要です。

人は何を求めているのか。
人は何を望み、何を望んでいないのか。
そのために自分は何ができるのか。

それらを考えたとき、おのずと自分がすべきことが
わかるでしょう。

ひと、特にお客様は

自分の希望を聞いてくれる人
自分の知らない情報を教えてくれる人
自分では解決できないことを一緒に考えてくれる人
そしてその解決策を提供してくれる人

を求めています。

営業マンに求められるのは、それらを吸収し
解決策を提示することです。
仕事とは問題を解決していくプロセスです。

どう売るかではなく、
どうお客様の味方になるかに始まり、
どうお客様と一緒に解決までともに歩んでいくか。

そのためには、まず人の気持ちに敏感になる感性を磨くこと。
お客様と二人三脚で歩む道筋を立てること。
話したことを常に行動で示すこと。
お客様との絶妙な距離を維持すること。

お客様の安心感と信頼感は何よりも大切です。
営業マンはお客様にとって信頼できる相談相手になれたとき
真の意味でのパートナーになれるのです。

Aさんはしばらくして出世し、
Bさんは相変わらず同じところで外回りを続けています。

 

 

 

 

 

 

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